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2013年04月13日

松尾大社(中酉祭・山吹)

烏丸線→阪急線を乗り継いで松尾大社にやってきました。
(阪急線は朝の地震の影響でまだかなりの混雑と遅延が続いていましたicon10)
松尾大社(中酉祭・山吹)
鳥居のところ、新年に真新しくされた“榊”も結構枯れてきています。


【中酉祭について】

古来より、卯の字は甘酒、酉の字は酒壺を意味していると言われ、酒造りは「卯の日」にはじめ、「酉の日」に完了する慣わしがあり、お酒造りにかかわる祭りの日取りもこうした昔からの慣習によるものであるとされています。
稲刈りが終わり新米ができる秋、つまりお酒造りの始まる季節、毎年11月上の卯の日に執り行われる醸造安全祈願のお祭りが『上卯祭』で、このお祭りでは全国の和洋酒、味噌、醤油、酢等の醸造業はもとより、卸小売の人々も参集し、盛大に醸造安全を祈願し、守札としての大木札(だいもくさつ)を受けて持ち帰り、各々の蔵に奉斎し、お酒造りをはじめる慣わしとなっております。
また年明けて、春を迎え、4月の中の「酉の日」には、醸造完了を感謝する『中酉祭』(ちゅうゆうさい)が執り行われます。また当社では、千歳講という江戸時代からの講があり、この講員に対しては上卯祭から中酉祭まで、醸造安全、家内安全、業務繁栄等の祈願が毎朝欠かさずなされています。
松尾大神がなぜ“醸造祖神”として普く世の人々に仰がれ給うのか、諸説有る中、当社の故事によれば、
「神代の昔、八百萬神々が分土山(松尾山)に集い給いて神議りをなされた。しかし、当時はまだお酒と言うものがなく、そこで松尾大神が付近一帯の山田の米を蒸し、御手洗の泉より涌き出る清らかな水を汲み、一夜にしてお酒をお造りになり、大杉谷の杉の木でこしらえた器で、諸神を饗応せられると、
    ………盡せしな甕の酒を汲上て豊の圓居をするそたのしき………
と諸神等はうたわれ大いに喜ばれ給うた。」
とあることに由来するものと言われています。



ICON118そして今日がその「中酉祭」
松尾大社(中酉祭・山吹)


関係者の方々により11:00〜11:30まで本殿内にて執り行われていました。
松尾大社(中酉祭・山吹)

松尾大社のHPより画像をお借りしましたICON32
松尾大社(中酉祭・山吹)
宮司さんの後ろ側。(私の写真ではわかりづらいですがicon10)
このようにお酒が奉納されているんだそうです。

本殿前では普段と変わらずお参りが出来ます。


4月10日からは“山吹まつり”開催中
ICON118一重の山吹
松尾大社(中酉祭・山吹)

松尾大社(中酉祭・山吹)


ICON118お着物姿の方々
松尾大社(中酉祭・山吹)
「この帯揚げ、山吹に因んで山吹色をしてきたの」
「私も山吹色の手提げにしたのよ」
・・・なんて会話も聞こえてきましたface02


そして山吹を激写しておられる男性。
おやっ、このお方はもしやICON36
松尾大社(中酉祭・山吹)
そう、京都検定講習会でもお馴染みの先生。
(この後ろ姿だけで何方かがお分かりになった方ICON35かなりの通ですICON59)

小○先生、無断でお写真撮ってすみませんicon10


私もアップの山吹のお写真を
松尾大社(中酉祭・山吹)

松尾大社(中酉祭・山吹)

松尾大社(中酉祭・山吹)


松尾大社(中酉祭・山吹)

松尾大社(中酉祭・山吹)
一ノ井川の両側に沢山の山吹の花。もう少しで満開です。
こんなにいっぱいに山吹の花があるところ。
京都では松尾大社が一番ではないでしょうか。



ICON118お酒の資料館
松尾大社(中酉祭・山吹)



ICON118松尾大社(まつのおたいしゃ)ICON118
住所・・・京都市西京区嵐山宮町3
電話・・・075-871-5016


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Posted by 芙蓉(ふよう)  at 11:45 │西京区