祖母初盆・打敷(うちしき)

芙蓉(ふよう)

2013年08月14日 20:30

昨日思いがけないお客様もあり
「この分では用意していたお茶菓子が足りなくなるのでは?」
と母がとても心配していたので、本日9時の開店を待って和菓子屋へと買い物に急いだ私です

お参りに来て下さる方は確約した方ではありませんから、おおよその見当で
“多分このくらいの方がお見えになるだろう”
と人数を見積もり、お茶菓子を用意するので毎日気が気ではありません(^_^;)

お茶菓子だけでなく、御平の数も足りそうになくて慌てたエピソードもありましたが、これについては長くなるので触れないでおきます


お盆中日の14日。
この日だけは父も地域の仕事がどうしても休めなかったらくし、母と私とで家を守ることとなり、2人で乗り切れるだろうかとヒヤヒヤものだったのですが、上手い具合にお客様が分散してお見えになり、無事に過ごす事が出来ました。

丁度タイミング良く、お客様がいらっしゃってない時間帯に身近な親戚・叔父&叔母達(祖母からすると娘&息子婿たち、そして母の姉妹など)のお参りがあり、ゆっくり話すことが出来ました。
夕方、父が仕事から戻ってきた時に丁度御院家(ごいんげ)さんが到着されお経をあげてもらいました。

心配していた中日でしたが、なんだか絵に描いたようにスムーズに流れた感じでした。
これも亡くなった祖母の取り計らいなのでしょうかね


御院家からの御仏前は打敷。

打敷とは。。。
仏壇・仏具などの敷物。上卓、前卓を飾るための敷物で、浄土真宗では三角形のものを用い、浄土真宗以外では長方形のものを用いる。原則として法事の時以外は使用しない。
●金襴(きんらん)などでつくられた三角形の敷物(しきもの)で、前机(まえじょく)と上机(うわじょく)にかけて使用する。平日にはかけず、祥月命日(しょうつきめいにち)以上の年忌法要や、中陰法要(ちゅういんほうよう)、さらに正月、春秋彼岸、お盆、報恩講(ほうおんこう)、結婚式など、特別な行事の時に用いる。


夏用の涼しげな色合いの打敷でした。
浄土真宗なので三角形のもの。

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