三嶋神社

芙蓉(ふよう)

2012年08月08日 13:55

瀧尾神社境内の三嶋神社に続いて、渋谷通の三嶋神社へ


後白河上皇の中宮・平滋子建春院が三嶋大明神に祈願したところ、お告げがあり、間もなくして高倉天皇がお産まれになりました。
上皇が平重盛に命じ三嶋大明神を勧請したのがここ三嶋神社。女性の安産・子授け・夫婦和合を守護している神様です。


三嶋神社の社紋は「隅切三文字」

通常は真っすぐにひかれた「三」の字ですが、三島神社の「三」は波打っています。これは水の信仰を意味し、折敷の上に三匹のうなぎを乗せた様子を表しているそうです。

うなぎを神の誉属と信仰する三嶋神社。祈願中はうなぎを断ち、祈願が成就した時にはうなぎを食し体を労ると良いという話もあるとか。

祈願する際の絵馬は2 匹のうなぎが描かれているもの。成就した際に奉納するのは3匹のうなぎの絵馬。
二匹のうなぎが、子供が出来て三匹に。
とってもユニークな発想ですね

また妊婦が三嶋神社に参拝し、揺向石を触ってからお腹をさすると牛若丸のような立派な男子が授かるのだとか。


三嶋神社
住所:京都市東山区東大路東入上馬町三丁目
TEL:075-531-5012

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