六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)

芙蓉(ふよう)

2012年10月23日 13:25

平家ゆかりの地を訪ねて・・・・散策は続きます
雨の中てくてくと、六波羅蜜寺に行きました。




平清盛坐像

経巻を手にしたその風姿は平家物語に描かれている清盛の傲慢さは全くなく、仏者としての気品を覚える。一門の武運長久を祈願し、朱の中へ血を点じて写経した頃の太政大臣浄海入道清盛公の像である。

宝物館にはその他に運慶・湛慶坐像や、有名な空也上人立像が展示されています。
南無阿弥陀仏・・・・・


あなたの座右のために・・・六波羅蜜とは・・・

布施
見返りを求めない応分の施しをさせていただくこと。貧欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことで、布施行は物資だけではない。

持戒
道徳・法律などは人が作り、現在はますます複雑になっている。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒めることが肝要である。

忍辱
如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い現代社会に置いて、自らが他の存在に生かされていることがわかる。全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなる。

精進
不断の努力のことをいう。我々、人の生命には限りがある。ひとときも無駄にすることなく、日々誠心誠意尽くすことである。

禅定
冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいう。

智慧
我々は本来仏様の智慧を頂戴して、この世に生をうけている。しかし、貪りや怒り、愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちである。


宝物館のチケット半券に載っていたお言葉です。

う・・・・色々と考えさせられます

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