東華菜館(とうかさいかん)
東京のSさんと大阪のAさんがランチのお約束をされているところに、
またまたわたくし、便乗させて頂きました(^_^;)
ほんといつも突然にすみません
北京料理「東華菜館」
四条大橋のたもとで一際目をひく建物の東華菜館
いつも気にはなりながら、
でも敷居が高そうで
一人じゃ中華はなぁ〜
ランチメニューないんだ〜
ということで一度もお邪魔したことがなかったのですが、今回はAさんのご推薦でランチ場所になったそうで、私も楽しみに伺わせて頂きました。
Aさんはご主人様とよくいらっしゃってるそうです
おすすめは「水餃子」と「餃子」
量が結構あるとのことでしたので、どちらか一品
水餃子を注文しました。(写真なし〜)
8個入りだったので、なるほど、3人でも充分な程満足でした
その他の一品料理
揚げエビと胡瓜・椎茸の甘酢掛け、クラゲの酢の物、季節の野菜の炒め物
甘いもの、酸っぱいもの、辛いものの三品を上手くチョイスしたようでお箸が思わずすすみ、お腹もいっぱいになりました。
Aさん前回に続き、今回もご馳走さまでした。
恐縮ですっ
私達がお食事をした4階フロア
南座も真正面に見え、眺めもとても良かったです。
東華菜館の歴史
前身は、西洋料理店「矢尾政」。大正の頃よりビアホールブームが始まっており、大正13年、「矢尾政」二代目店主・浅井安次郎氏が新しいビアレストランをイメージし、その設計をウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏に依頼。大正15年に、このスパニッシュ・バロックの洋館が生まれました。その後、戦時色が深まる中、洋食レストランの存続が許されない状況になり、浅井安次郎氏はこの建物を中国人の友人・于永善に託しました。中国山東省出身の于永善は、大連で北京料理のベースである山東料理を修得して来日しており、ここで北京料理店を創業。昭和20年末、「東華菜館」が誕生致しました。尚「東華菜館洛北店」は、現店主・于純政が、平成5年にオープン致しました。(HPより)
お食事された方には館内見学・OKだそうです。
私達もお食事後、4階→1階フロアをご案内して頂きました。
レトロなお化粧室
日本最古のエレベーター
1924年米国で製造、輸入されたOTIS製。格子形の蛇腹式内扉や時計針式のフロアインジケーターなど非常に珍しい器具が備わっている、現存する日本最古のエレベーターです。昇降は運転手による手動式であり、その操作盤・L字方向での二面開き扉等洗練された設計になっています。
4階から3階へ移動するのに、わざわざエレベーターでご案内下さいました。
昇降は手動式
手慣れた手つきで従業員の方が操作されます。お見事
「ちなみに誤作動して途中の階で止めること出来ますか?」Sさん
というリクエストにも快く応えて下さって、階の途中で停止。
これまたお見事 さすがでした
エレベーター内の鉄の柵もレトロでおしゃれ
こちらお客様が(酔っぱらって)触れられたりしても、危険防止の為、自動できちんとエレベーターがとまるのだそうです。
3階フロア
2階フロア
ヴォーリス氏設計の家具もいたるところに
四条大橋が良く見えます。
先日らくたびの若村先生のBlogを拝見致しましたが、7月10日の神輿洗の日にスタッフの方々とこちら(多分ひとつ隣りのお部屋)でお食事なさってらしたみたい。
いいですよねぇ〜。絶景の眺めだったことでしょう
神輿洗(7月10日と28日)の時のこちらでのお食事、とってもお薦めです
(勿論予約もいっぱいとのことでした(^_^;))
最後は階段にて1階フロアへ
傘預かりの棚も素敵です。
そして有名な玄関の“蛸のモチーフ”
ヴォーリス氏唯一のレストラン建築
存分に楽しませて頂きました。ありがとうございました。
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