いつものように急遽京都入りしたにも拘らず、大阪の先輩Aさんがランチご一緒して下さることになりました。
お昼前に四条烏丸にて待ち合わせ。
2014年7月14日にオープンしたばかりの「ごだん宮ざわ」さんにお邪魔しました。
(ピンぼけお写真お許し下さい)
「じき宮ざわ」さんの2号店。
ごだん(後段)とは。。。
江戸時代の饗応の時、主たるもてなし(食事や茶など)のあとで出した軽い飲食物(素麺やそば切り・・)など。
特に、初期の頃は「茶」の後段の例が多いそうです。
そういう兼ね合いからお店の名前をつけられたのだそう。
オープンしたばかりということで、お店の前にはお祝いの胡蝶蘭が所狭しと並んでおりました。
店内の様子
小振の鉢植えと栗の木のカウンターが心地良い空間でした。
カウンター8席と入口横に個室(4人用)があるようです。
お昼の懐石(5,800円)
まずは冷やした湯桶を頂き、杯にて食前酒
ずいき、帆立、新じゅんさいにトマトの出汁のジュレ 紅白なます
鱧の葛打ち、蓮根餅の吸物
この時期の鱧はいうまでもなく
蓮根餅はもちもちの食感で大変美味しゅうございました。
お造り
私は塩で頂くのが好みでした。
焼きトウモロコシ豆腐
じき宮ざわさんでは「胡麻豆腐」が看板メニューですが、
こちらではこの焼きトウモロコシ豆腐なのでしょうか。
まわりは香ばしく中はとろとろ。
とうもろこしの優しい甘みがふわっと口に広がる美味しさでした
からすみ蕎麦
自家製からすみを細かく削って手打ちの十割蕎麦にふりかけてありました。
ふわっふわの食感
今までに食べたからすみの中で一番美味しかったです。
冬瓜、賀茂茄子、万願寺唐辛子の牛テール出汁鍋
熱々なのでこちらの器にとって頂きます。
レンゲが平たくて、テールスープを最後まで上手に掬えるよう
使い勝手が良さそうなものでした。
土鍋で炊いたご飯
炊きたてご飯はまた格別です
おかわり自由。
あおさの赤だし
京都だけど赤出汁・・・ちょっと意外でした。
でもあおさ、個人的に大大大好きです
香の物
ご飯のお供に粒味噌入りちりめん山椒
粒味噌のアクセントが効いていました。
桃とマスカット
桃、桃、
桃〜〜〜〜
他の方のブログを拝見してこの時期水物で桃が出るであろうとは思っていたのですが、
やっぱり美味しそうな桃が出されて、テンション上がりまくりの私でした
くずきり
氷で作られた器が一段と“涼”を感じさせます。
〆のお薄茶
きめ細かい泡にうっとり。
店主さんの美しい包丁さばきも素敵でしたが、
給仕して下さった奥様の優しさにも感動。
最後には店主自らがお見送り下さり
じき宮ざわ同様、柔らかでさりげないおもてなしの心にまた感激致しました。
素敵な場所で、大好きな先輩と美味しいお料理を頂きながらのひととき。
最高のお時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。
ごだん宮ざわ
住所・・・京都府京都市下京区東洞院通万寿寺上ル大江町557
TEL・・・075-708-6364
入店時間・・・12:00〜12:30/18:00〜19:00
定休日・・・水曜日