2014年01月15日
小豆粥で新春を祝う会・妙心寺東林院
さすがに始発の新幹線に乗り込む元気はありませんでしたが、
頑張って7時台の新幹線に乗って京都へ向かいました




週末九州にて演奏会のお手伝いがあるので、その前にちょっぴり芙蓉実家へ。
そして帰省に引っ掛けて新幹線途中下車・京都観光です
9:30過ぎに京都着。まずは妙心寺を目指しました。

1月15日〜31日までの期間、「小豆粥で新春を祝う会」が行われている東林院さんへ。

初日の1月15日は、午前10時より衆生への施しの心を培う禅寺の食事作法に基づく法要、小豆粥・散飯式(さんはんしき)が行われるということだったので、そちらに少し遅れて参加
法要


ご住職が庭の木々に小豆粥(生飯)をお供えされてらっしゃいました。


生飯(さば)

小豆粥・散飯式にご参加なさった皆さんにつがれた小豆粥の中から少量(お米7粒程)のお粥を頂き、このようにして庭にやってくる小鳥達の為に分け与え施しをします。
その後、散飯式にご参加なさった方々は小豆粥をお召し上がりでした。

私は遅れて到着しましたので、こちらのお席には残念ながらつけず
(約30名様程のお膳が出ていました。お席に付く事をご希望の方はお早めに。)
法要・散飯式が終わると一旦お席改めがあり、その後梅湯茶礼へ。
一人一人お名前を呼ばれて毛氈のお席につきました。

福茶と祝菓子

東林院・福茶と祝菓子のいわれ
福茶・・・元旦「若水」で点てた茶に梅干、昆布、山椒などを入れて、家族全員で頂くと一年中の邪気を払い万病を除くと云い伝えられている。
茶礼・・・禅寺では、和合のため一堂に会して茶菓を頂く礼式を茶礼という。朝の茶礼には茶菓を用いず、当山では梅湯(糖)を用います。
梅湯・・・梅干に白湯をそそいだものを梅湯と云います。口中の汚れを清め、心身の邪気を払うと共に保健のために最もよいと云われている。
梅干・・・梅は寒中に開花し、雪や寒さにも決して節操を曲げないとして、古くから尊ばれている。梅干も老人の呼名にもなっているところから長寿を表すものとして喜ばれています。
《祝菓子》
松の雪・・・主菓子、小倉あん、小豆きんとん製
結び笹・・・干菓子、和三盆製、松と共に縁起ものです。
昆布・・・古くは「ヒロメ」と呼ばれ広布と書く、広くなるという意で現代の喜びに通ずるものです。
柿・・・嘉来に通じ万物をかき集めるという目出度い意です。
豆・・・厄払いの意と共にマメであることを感謝(祝)し、健康に暮らせるようにの意味です。
くわい・・・良い芽が出ますようにとの願いです。
みかん(橙)・・・代々つづき栄えるの意です。


どれも縁起の良いものばかり。有り難く頂きました
福茶と祝菓子を頂いたあとは、順番に奥のお座敷のお部屋へと移動。
小豆粥と精進料理

頂く前に生飯(おかゆ7粒程)をお渡し

『食事五観文(しょくじごかんもん)』

一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る。
(この食物が食膳に運ばれるまでには、幾多の人々の労力と神仏の加護によることを思って感謝いたします)
二つには、己が徳行の全欠をはかって供応ず。
(わたくし共の徳行の足らざるに、この食物を頂くことを過分に思います)
三つには、心を防ぎ、過貪等を離るるを宗とす。
(この食物にむかって貪る心、厭う心を起こしません)
四つには、正に良薬を事とすることは形枯を療ぜんが為なり。
(この食物は、天地の生命を宿す良薬と心得て頂きます)
五つには、道業を成せんが為に、将にこの食をうくべし。
(この食物は道業を成ぜんが為に頂くことを誓います)
箸袋の中に書いてありました。
それらのことをふまえた上で、お料理を頂戴致します。
親椀・小豆粥と焼餅

小さなお餅も入っていました。
小豆粥は桜粥、餅粥とも言われ、新年に食すると一年中の邪気を祓い、万病を除くと伝えられています。
大根のたいたん(丸大根、揚げ、粉山椒)

味のしみ込んだ柔らかい大根とふっくらお揚げさん
木皿・蛇腹昆布

切り目を入れてくるっと巻いたものを素揚げしてあります。
木皿・辛子胡麻味噌和合 畑菜(京菜)、赤ハゼ

その他に黒豆、香の物(くき大根・塩昆布)
どれもとても良いお味でした。
精進料理は近くの「阿じろ」さんご提供のもののようです。
こちらの小豆粥・精進料理お一人様3,700円(予約不要)。
この二週間だけの有り難いお食事なので、是非一度味わってみたいものですよね。
ご一緒のお部屋でお食事をされていた方々は常連さんだったようで、
いつも初日にご参加なさっているようでした。
散飯式でのお粥・・・
いつもならお椀に少しの量なのだそうですが、今年はたっぷりと入っていたそう
散飯式に参加なさった方は、散飯式での小豆粥、そして奥のお座敷での小豆粥と二杯頂く事になるので、
「今年は小豆粥だけでもぉ〜お腹いっぱいやわ〜
」
「あのお坊さん、慣れてない人やったからいっぱいついだんとちゃうか?」
とお話でした(^_^;)
横のおじさまは、先程の祝菓子で出たみかんを(お茶の時には食べず、精進料理の)食後に食べておいででした。
「このみかんを食後のデザートに頂くんがいいんや」っと。
さすがは「ツウ」なご意見だわ
地元の方の貴重なお話が飛び交うお部屋で、ひとり聞き耳立てて「ふむふむ」と思いながら聞かせて頂いておりました。
ありがとうございました。
「大般若札」(無病息災のお守り札)の授与

大般若札について・・・・
こりの般若札は、正月三ヶ日間大本山妙心寺に於いて管長猊下導師のもと、一山僧侶総出により大般若経六百巻ほ転読して、国土安穏、五穀豊穣、家門繁栄、交通安全などの祈りをこた祈祷札であります。
この般若札こそ自分をかえりみ、よりよき世の中をつくる努力の象徴といただかれ、年頭に当たり「今年こそは・・・・」という新しい活動の礎(いしずえ)にされるよう貴家(あなた)のお守りとして御仏壇又は玄関などに御奉納下さい。
私も大般若札、頂いて参りました。
「今年こそは・・・・」と願いをこめて
頑張って7時台の新幹線に乗って京都へ向かいました





週末九州にて演奏会のお手伝いがあるので、その前にちょっぴり芙蓉実家へ。
そして帰省に引っ掛けて新幹線途中下車・京都観光です

9:30過ぎに京都着。まずは妙心寺を目指しました。

1月15日〜31日までの期間、「小豆粥で新春を祝う会」が行われている東林院さんへ。

初日の1月15日は、午前10時より衆生への施しの心を培う禅寺の食事作法に基づく法要、小豆粥・散飯式(さんはんしき)が行われるということだったので、そちらに少し遅れて参加




ご住職が庭の木々に小豆粥(生飯)をお供えされてらっしゃいました。




小豆粥・散飯式にご参加なさった皆さんにつがれた小豆粥の中から少量(お米7粒程)のお粥を頂き、このようにして庭にやってくる小鳥達の為に分け与え施しをします。
その後、散飯式にご参加なさった方々は小豆粥をお召し上がりでした。

私は遅れて到着しましたので、こちらのお席には残念ながらつけず

(約30名様程のお膳が出ていました。お席に付く事をご希望の方はお早めに。)
法要・散飯式が終わると一旦お席改めがあり、その後梅湯茶礼へ。
一人一人お名前を呼ばれて毛氈のお席につきました。








《祝菓子》









どれも縁起の良いものばかり。有り難く頂きました

福茶と祝菓子を頂いたあとは、順番に奥のお座敷のお部屋へと移動。


頂く前に生飯(おかゆ7粒程)をお渡し



一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る。
(この食物が食膳に運ばれるまでには、幾多の人々の労力と神仏の加護によることを思って感謝いたします)
二つには、己が徳行の全欠をはかって供応ず。
(わたくし共の徳行の足らざるに、この食物を頂くことを過分に思います)
三つには、心を防ぎ、過貪等を離るるを宗とす。
(この食物にむかって貪る心、厭う心を起こしません)
四つには、正に良薬を事とすることは形枯を療ぜんが為なり。
(この食物は、天地の生命を宿す良薬と心得て頂きます)
五つには、道業を成せんが為に、将にこの食をうくべし。
(この食物は道業を成ぜんが為に頂くことを誓います)
箸袋の中に書いてありました。
それらのことをふまえた上で、お料理を頂戴致します。


小さなお餅も入っていました。
小豆粥は桜粥、餅粥とも言われ、新年に食すると一年中の邪気を祓い、万病を除くと伝えられています。


味のしみ込んだ柔らかい大根とふっくらお揚げさん


切り目を入れてくるっと巻いたものを素揚げしてあります。


その他に黒豆、香の物(くき大根・塩昆布)
どれもとても良いお味でした。
精進料理は近くの「阿じろ」さんご提供のもののようです。
こちらの小豆粥・精進料理お一人様3,700円(予約不要)。
この二週間だけの有り難いお食事なので、是非一度味わってみたいものですよね。
ご一緒のお部屋でお食事をされていた方々は常連さんだったようで、
いつも初日にご参加なさっているようでした。
散飯式でのお粥・・・
いつもならお椀に少しの量なのだそうですが、今年はたっぷりと入っていたそう

散飯式に参加なさった方は、散飯式での小豆粥、そして奥のお座敷での小豆粥と二杯頂く事になるので、
「今年は小豆粥だけでもぉ〜お腹いっぱいやわ〜

「あのお坊さん、慣れてない人やったからいっぱいついだんとちゃうか?」
とお話でした(^_^;)
横のおじさまは、先程の祝菓子で出たみかんを(お茶の時には食べず、精進料理の)食後に食べておいででした。
「このみかんを食後のデザートに頂くんがいいんや」っと。
さすがは「ツウ」なご意見だわ

地元の方の貴重なお話が飛び交うお部屋で、ひとり聞き耳立てて「ふむふむ」と思いながら聞かせて頂いておりました。
ありがとうございました。


大般若札について・・・・
こりの般若札は、正月三ヶ日間大本山妙心寺に於いて管長猊下導師のもと、一山僧侶総出により大般若経六百巻ほ転読して、国土安穏、五穀豊穣、家門繁栄、交通安全などの祈りをこた祈祷札であります。
この般若札こそ自分をかえりみ、よりよき世の中をつくる努力の象徴といただかれ、年頭に当たり「今年こそは・・・・」という新しい活動の礎(いしずえ)にされるよう貴家(あなた)のお守りとして御仏壇又は玄関などに御奉納下さい。
私も大般若札、頂いて参りました。
「今年こそは・・・・」と願いをこめて

Posted by 芙蓉(ふよう)
at 11:45
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