2011年06月18日
朝霧橋からあじろぎの道


朱色が鮮やかでひときわ目を惹きます。


宇治川の中ノ島に渡りました。


古代より水陸交通の要衝であった宇治は、幾多の合戦の舞台となり、なかでも、寿永3年(1184)の木曽義仲と朝廷から義仲追討の任を受けた源義経の戦いは有名です。
天下の激流を挟んだ両軍の決戦は、義経軍の名馬「するすみ」に乗った梶原景季と名馬「いけづき」に乗った佐々木高綱の「先陣争い」で幕を切って落としました。先陣は策にたけた高綱がとり、義経軍は一斉に渡河して義仲軍を打ち破りました。
この碑は、その故事に因んで、昭和6年(1931)に建立されたものです。


きっと春には素敵なお花を咲かすのでしょうね



鎌倉時代中期 弘安九年 1286年の建立で重要文化財。
花崗岩、高さ 15.2m





こちらも石畳の道が続いています。
Posted by 芙蓉(ふよう)
at 11:35
│散策めぐり