2014年07月23日
2014祇園祭宵山散策・その2 《大船鉾・拝観》
京都水族館を堪能した後は、昨日に引き続きまたまた大船鉾にやってきました。
昨日は鉾への拝観も出来ませんでしたし、授与品も買えなかったもので
再度チャレンジです
この時間はさすがに一方通行の規制はあっていませんでした

でも今日も大勢の観光客で賑わっています。

懸想品の数々

正面に飾られた大金幣

真新しい白木の鉾と時代の重みを感じさせる大金幣。
このコントラストがまた復興までの長い長い時の流れを感じさせます。
大金幣
文化11(1814)年に製作された、縦2.3メートル・巾1.5メートル、和紙に金箔押しの巨大な金弊。文化元年に製作され、南四条町が祭当番の年に北四条町が製作した龍頭と隔年で使用。龍頭を失った現在では、大船鉾を象徴するものとなっている。
鉾拝観のための大行列

この暑い暑い最中、頑張って長蛇の列に並びました
こちらが大船鉾の拝観券(300円)

待つこと30分、いよいよ大船鉾の近くに

皆様ぎゅうぎゅう状態ですが、鉾拝観を各々に楽しんでらっしゃいました。


さぁ、私も鉾の中へ。

鉾の南側、こちらの場所は巡行中、恐らく御神体人形である神功皇后が納められるところだと思います。
神功皇后は仲哀天皇の后で応神天皇の母です。応神天皇を身ごもりながら海を渡り、新羅・高句麗・百済を平定したといわれています。祇園祭では占出山・船鉾・大船鉾が神功皇后を祭神としています。戦のゆくえを占うために鮎を釣られた姿を表しているのが占出山、戦に出陣する船を表しているのが船鉾、戦に勝って凱旋する船を表しているのが大船鉾です。そのため、船鉾の御祭神は鎧姿ですが、大船鉾の御祭神は鎧を脱ぎ狩衣をまとったお姿です。また、船鉾には渡海の無事を守るために住吉明神・鹿島明神・安曇磯良の三神がお供されています。
大船鉾の御祭神である神功皇后は元治の兵火の際にも難を逃れました。とくに御神面は天明の大火をも免れたもので、町内の人々により大切に守られてきました。宵山の際には飾り席にお祀りしています。祇園祭では、前祭の占出山、そして船鉾が神功皇后を乗せます。
占出山は戦勝祈願のために鮎を釣る姿、そして、船鉾は勇ましく鎧姿で出陣です。
そういうと今年の前祭山一番は占出山でしたよね。
150年ぶりの大船鉾復活のこの年に、神功皇后と関連のある占出山が山一番を引き当てたというのも、何か運命的なものを感じてしまいます。
骨組みの際の順番を示す文字が書かれています


こちらは東側


上からの眺めもまた格別ですね
真新しい白木の香りがあたり一面に漂っていました。

北側・正面の様子

数分の滞在のあと、次の方々のために鉾を後にしました。

寺町商店街で見つけた大船鉾の粽

大船鉾の粽・・・本日も御会所にて10時からの販売だったそうですが
お買い求めの方の行列が凄く、開始10分で完売になったそうです
すごい人気です
お知り合いのNさんはなんとか行列に並び、粽をgetされたとのこと
さすがでございます
私が拝観の行列に並んでいる頃、お近くの矢尾定にてランチ中だったようです
どうやらニアミスしてました
昨日は鉾への拝観も出来ませんでしたし、授与品も買えなかったもので
再度チャレンジです

この時間はさすがに一方通行の規制はあっていませんでした


でも今日も大勢の観光客で賑わっています。





真新しい白木の鉾と時代の重みを感じさせる大金幣。
このコントラストがまた復興までの長い長い時の流れを感じさせます。
大金幣
文化11(1814)年に製作された、縦2.3メートル・巾1.5メートル、和紙に金箔押しの巨大な金弊。文化元年に製作され、南四条町が祭当番の年に北四条町が製作した龍頭と隔年で使用。龍頭を失った現在では、大船鉾を象徴するものとなっている。


この暑い暑い最中、頑張って長蛇の列に並びました

こちらが大船鉾の拝観券(300円)

待つこと30分、いよいよ大船鉾の近くに

皆様ぎゅうぎゅう状態ですが、鉾拝観を各々に楽しんでらっしゃいました。


さぁ、私も鉾の中へ。

鉾の南側、こちらの場所は巡行中、恐らく御神体人形である神功皇后が納められるところだと思います。
神功皇后は仲哀天皇の后で応神天皇の母です。応神天皇を身ごもりながら海を渡り、新羅・高句麗・百済を平定したといわれています。祇園祭では占出山・船鉾・大船鉾が神功皇后を祭神としています。戦のゆくえを占うために鮎を釣られた姿を表しているのが占出山、戦に出陣する船を表しているのが船鉾、戦に勝って凱旋する船を表しているのが大船鉾です。そのため、船鉾の御祭神は鎧姿ですが、大船鉾の御祭神は鎧を脱ぎ狩衣をまとったお姿です。また、船鉾には渡海の無事を守るために住吉明神・鹿島明神・安曇磯良の三神がお供されています。
大船鉾の御祭神である神功皇后は元治の兵火の際にも難を逃れました。とくに御神面は天明の大火をも免れたもので、町内の人々により大切に守られてきました。宵山の際には飾り席にお祀りしています。祇園祭では、前祭の占出山、そして船鉾が神功皇后を乗せます。
占出山は戦勝祈願のために鮎を釣る姿、そして、船鉾は勇ましく鎧姿で出陣です。
そういうと今年の前祭山一番は占出山でしたよね。
150年ぶりの大船鉾復活のこの年に、神功皇后と関連のある占出山が山一番を引き当てたというのも、何か運命的なものを感じてしまいます。
骨組みの際の順番を示す文字が書かれています


こちらは東側


上からの眺めもまた格別ですね

真新しい白木の香りがあたり一面に漂っていました。

北側・正面の様子

数分の滞在のあと、次の方々のために鉾を後にしました。



大船鉾の粽・・・本日も御会所にて10時からの販売だったそうですが
お買い求めの方の行列が凄く、開始10分で完売になったそうです

すごい人気です

お知り合いのNさんはなんとか行列に並び、粽をgetされたとのこと

さすがでございます

私が拝観の行列に並んでいる頃、お近くの矢尾定にてランチ中だったようです

どうやらニアミスしてました

Posted by 芙蓉(ふよう)
at 13:30
│祭