2014年07月24日
2014祇園祭巡行前散策 その3《鯉山》
7:20・・・鯉山の準備の様子です。
まずは山上手前にあった鳥居を外し、小さなお社を備え付けています。

こちらのお社は八坂神社を表していて、素戔鳴尊を祀っているのだそうです。

次にテーブルが運ばれてきました。
こちらは懸想品を広げたり、一時仮置きするための台のようでした。

一昨日、鯉山の御会所で頂いたパンフレット(表)

16世紀に現在のベルギー・ブリュッセルで織られたものタペストリーです。
図柄は紀元前1200年頃のトロイ戦争を題材としたギリシア詩人ホメロスの叙事詩「イーリアス」の1場面でのトロイ王の英姿です。
(パンフレット引用)
このタペストリーについては、昨日のNHKの「千年の謎」でも解き明かされていましたよね。
NHKでは1600〜1620年代に作成されたトロイア戦争がテーマで、5枚連作の1枚と考えられているとのことでした。
(祇園祭に2枚、東京都、石川県、滋賀県に1枚ずつ残っていることが判明したそうです)
パンフレット(裏)

こうしてその一枚のタペストリーが9分割され

鯉山の見送・前掛・胴掛・水引として飾られています。

なんとも神秘的なお話ですね
一つ一つ丁寧に飾り付けられていくさま。

その上に厳かな欄縁をはめ込み

「もう少し右、もう少し上・・・」
などと左右ずれてないかを遠目でも確かめ固定していきます。

そしていよいよ、“鯉”の登場

まずは“鯉”と“台座”の部分を切り離し
台座を先に山の上へと固定します。

その間“鯉”はこんな風に待機中

「おじさん、鯉に腕を食べられてますよ〜
」
と思わず突っ込みたくなる光景です
そして鯉が台座に飾られます。
鯉を台座に固定。

最後に鯉のエラの部分をつけて固定。

固定・・と言ってもエラも尾びれも結構グラグラなんだそうです
経年によるものでしょうか(^_^;)それともそういう造り?
ここまでで8:00になっていました。
(恐らくこの後、鳥居が一番手前に最後に飾られるのだと思います)
鯉が山の上に乗ったところで私達は別の山へと移動開始。
昨年はKさんが山一番の郭巨山の準備の最初から最後までを
じっくりご観賞中のところにちょいとお邪魔させて頂いたのですが
今回はSさんと一緒に鯉山の様子を拝見。
一つの山の準備の過程を最初から最後(?)まで見届け、何とも達成感がありました
まずは山上手前にあった鳥居を外し、小さなお社を備え付けています。

こちらのお社は八坂神社を表していて、素戔鳴尊を祀っているのだそうです。

次にテーブルが運ばれてきました。
こちらは懸想品を広げたり、一時仮置きするための台のようでした。



16世紀に現在のベルギー・ブリュッセルで織られたものタペストリーです。
図柄は紀元前1200年頃のトロイ戦争を題材としたギリシア詩人ホメロスの叙事詩「イーリアス」の1場面でのトロイ王の英姿です。
(パンフレット引用)
このタペストリーについては、昨日のNHKの「千年の謎」でも解き明かされていましたよね。
NHKでは1600〜1620年代に作成されたトロイア戦争がテーマで、5枚連作の1枚と考えられているとのことでした。
(祇園祭に2枚、東京都、石川県、滋賀県に1枚ずつ残っていることが判明したそうです)


こうしてその一枚のタペストリーが9分割され

鯉山の見送・前掛・胴掛・水引として飾られています。

なんとも神秘的なお話ですね

一つ一つ丁寧に飾り付けられていくさま。

その上に厳かな欄縁をはめ込み

「もう少し右、もう少し上・・・」
などと左右ずれてないかを遠目でも確かめ固定していきます。

そしていよいよ、“鯉”の登場


まずは“鯉”と“台座”の部分を切り離し
台座を先に山の上へと固定します。

その間“鯉”はこんな風に待機中


「おじさん、鯉に腕を食べられてますよ〜

と思わず突っ込みたくなる光景です

そして鯉が台座に飾られます。
鯉を台座に固定。

最後に鯉のエラの部分をつけて固定。

固定・・と言ってもエラも尾びれも結構グラグラなんだそうです

経年によるものでしょうか(^_^;)それともそういう造り?
ここまでで8:00になっていました。
(恐らくこの後、鳥居が一番手前に最後に飾られるのだと思います)
鯉が山の上に乗ったところで私達は別の山へと移動開始。
昨年はKさんが山一番の郭巨山の準備の最初から最後までを
じっくりご観賞中のところにちょいとお邪魔させて頂いたのですが
今回はSさんと一緒に鯉山の様子を拝見。
一つの山の準備の過程を最初から最後(?)まで見届け、何とも達成感がありました

Posted by 芙蓉(ふよう)
at 08:00
│祭