2014年01月15日
妙心寺・聖澤院(しょうたくいん)
京の冬の旅初公開の妙心寺・聖澤院に伺いました。

妙心寺塔頭寺院の中でも「東海派」「霊雲派」「龍泉派」とともに「妙心寺四派」と呼ばれる「聖澤派」の本庵で、大永4年(1524)細川氏や土岐氏の支援を得て創建されました。
妙心寺の中興開山と仰がれた高僧・雪江宗深には四人の優れた弟子がいたそうで、後にそれぞれが「四派」の開祖として妙心寺を発展させました。
その一人で「才は東陽」と称された東陽英朝が勧請開祖となっています。
方丈(客殿)南庭

東陽英朝の500年遠忌に合わせて作られたそうです。
片山尚景筆「獅子図」

方丈84面に及ぶ襖絵は、江戸前期から中期の狩野派の絵師で平戸藩(長崎県)御用絵師でもあった片山尚景(かたやまなおかげ)が手がけたもの。
狩野典信筆の書院襖絵「麒麟図」
富岡鉄斎筆の「厳栖谷飲図(がんせいこくいんず)」もまた見事でした

妙心寺塔頭寺院の中でも「東海派」「霊雲派」「龍泉派」とともに「妙心寺四派」と呼ばれる「聖澤派」の本庵で、大永4年(1524)細川氏や土岐氏の支援を得て創建されました。
妙心寺の中興開山と仰がれた高僧・雪江宗深には四人の優れた弟子がいたそうで、後にそれぞれが「四派」の開祖として妙心寺を発展させました。
その一人で「才は東陽」と称された東陽英朝が勧請開祖となっています。


東陽英朝の500年遠忌に合わせて作られたそうです。


方丈84面に及ぶ襖絵は、江戸前期から中期の狩野派の絵師で平戸藩(長崎県)御用絵師でもあった片山尚景(かたやまなおかげ)が手がけたもの。
狩野典信筆の書院襖絵「麒麟図」
富岡鉄斎筆の「厳栖谷飲図(がんせいこくいんず)」もまた見事でした

Posted by 芙蓉(ふよう)
at 12:25
│特別公開